ドールハウスの妖精


ドールハウスの妖精
(集英社 コバルト文庫)
装画:宵マチ さま


あらすじ
  ーー幸せな家庭には、小さな妖精(ノーマン・ノーム)が住み着くという。
  父を亡くし、ひとりドールハウス職人として修行中の少女テレーゼの家には、ピニピニという名の妖精が住んでいる。ある日、テレーゼの工房を見慣れない客が訪れた。イェルクと名乗ったその青年は、実は大富豪フロイデンベルク家の跡継ぎ。気さくなイェルクにテレーゼは惹かれ始めるが、イェルクには秘密があるようで…?
  小さなものに囲まれた少女の、小さな恋の物語。